たちばな

                   
私アナウンサーになれない
君も色々してきたくせに
どうやって息をするのが
正解だったか教えて
(大森靖子/マジックミラー)



就活のとき、大学生のとき、諦めた夢がいくつかある。
就職課の面談で、「なれるか、なれないかは考えないで、一番なりたい職業は何?」と聞かれて、答えることができなかった。喉元までのぼってきた、その単語を発することができなかった。そんなの君がなれっこない、と思われるのが嫌でね。
土日が休めないとか、大変そうだとか、そういう理由で諦めた。説明会で周りの学生のやる気に、負けを感じた。

今になって、どうしてあの時、なりたいものを答えなかったんだろう?どうしてそんな理由で諦めたのだろう?まだ若かったのだから、好きなことをして、やるだけやって負ければ良かったのに。そうすれば数年後の今、違う道を進んでいたかもしれないのに。

就職に後悔はしていないつもりだったけど、そんなことは無かった。OGとして、この職種を選んだ理由を聞かれたとき、「特にやりたいことが無かったから、とりあえずいろいろ受けた」って言ってきた。けど、それ嘘。やりたいこと、あったよ。

こうやって、嘘を本当だと言い張って、本当にやりたいこと、どんどん埋まっていくのだろうか。

この道を選んだから出会えた人や出来事も色々あって、幸せを感じるけれど、違う未来を想像せずにはいられない。そんな今の気分です。
meぼやき / comments(0) / -
- / - / -
Comment








<< NEW / TOP / OLD>>